サムスン、スマホ生産量目標を半減か

 
サムスン電子が今月スマートフォンの生産量の目標を1000万台前半に設定したという。これまでの月平均は2500万台とされており、約半分の水準となる。

13日、韓国メディア・ジイレック紙によると、サムスン電子は、新型コロナウイルス(コロナ19)の影響で今月のスマートフォンの生産量の目標を1000万台前半に設定していることがわかったという。これは部品業者などの話を総合した推測値であるとのこと。サムスン電子は、一年に約3億台、月平均2500万台のスマートフォンを生産してきた。

同紙によると、ある関係者は「3月までに生産されたスマートフォンの在庫量が多く、コロナ19によりインドとブラジルの工場の稼動が中断された」とし「物流に支障のある地域も多く、製品を生産しても送れない状況だ」と述べたという。

(参考記事:「サムスンとLG、インドの主力工場停止。新型肺炎に伴う州政府指示で」)
(参考記事:「ベトナム、サムスン技術者の入国を条件付きで許可」)

去る12日、インド政府は、先月25日から今月14日までに発令した国封鎖令を今月30日までに2週間追加延長する計画だと明らかにした。ブラジルにおけるコロナ19感染者も増加傾向にある。ベトナムでは、韓国から派遣されたサムスン本社の社員が隔離されるも、外交ルートを通じた特別措置により、条件付きでの作業が可能になったと伝えられている。

サムスン電子は、中国でいくつかのスマートフォン素材や部品を調達し、完成品はベトナムやインドなどで組み立てる。中国で製造する世界のスマートフォンメーカーが多いなか、サムスンは比較的生産の支障が小さかったが、人々の購買意欲が委縮したこともあり、今回の生産減に影響した可能性もある。

同紙によると、ある韓国の部品協力会社は、「サムスンのスマートフォンの部品協力会社は、1〜2四半期の部品発注が多いと予想したが、コロナ19のため第2四半期に底を打つと期待する」とし「第3四半期から部品の受注量が上昇するだろう」と述べたという。

すでに市場調査会社などでは、サムスン電子をはじめとする世界のスマートフォンメーカーのスマートフォンの出荷台数が前年比10%以上下落すると見ている。
 

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