サムスンが西安に技術者を派遣へ。NAND工場量産のため

 
サムスン電子が中国に半導体の技術者を派遣するため、中国当局と協議中であることが分かった。新型コロナウイルスの影響により外国人の入国を規制している中国だが、サムスンの技術者の「特別入国」が許可されるようだ。ただし、入国してから7~14日間は隔離される可能性が高い。

19日、韓国各紙は、サムスン電子が半導体事業部門の社員を中国に派遣するため協議中であると報じた。

派遣される技術者は、中国陝西省にあるサムスン電子の西安半導体生産ラインの増設作業に投入されるという。

サムスン電子は去る3月10日、西安第2工場の第1段階の投資出荷記念行事を現地で開催している。新型コロナウイルスの拡大にも関わらず、2018年3月の起工式以来、予定どおり工場の稼働に成功していた。西安第2工場は、現在量産準備を終え、第二段階の工事を控えているとされる。

2017年8月、サムスン電子は西安工場について陝西省政府とMOUを締結し、3年間で合計70億ドルの投資計画を明らかにした。西安工場は、サムスン電子の唯一の海外メモリ生産拠点だ。第1工場と第2工場はNAND型(V-NAND)を量産する。第1工場は2012年に着工し2014年に稼動を開始していた。

第2工場は第二段階の工事が予定されている状態だ。派遣された社員も当該工事に参加するとみられる。第一段階(70億ドル)と第二段階(80億ドル)で総額150億ドルを投資する。第二段階の工事完了後、第2工場の生産能力はウェーハ基準で月13万(130K)枚レベルとなり、第1工場(12万枚)と合わせると、合計25万枚に達するという。
 
(写真:西安にあるサムスンの半導体工場全景=同社提供)
 
 

関連記事

特集記事

エレクトロニクス業界リサーチやコンサルティング、コーディネーションのご相談はこちらまで

ランキング

  1. 1

    シャープからサムスンに転職したエンジニアが語る「サムスンが優秀な理由」

  2. 2

    スマホ世界一のサムスン電子が日本市場で苦戦中、iPhoneとは対照的

  3. 3

    Galaxy S23 ultraの色やエッジは? 「薄くなって平らになる」

  4. 4

    味の素社が製造するABFの調達懸念で韓国半導体業界は非常事態に…なぜ?

  5. 5

    Galaxy S22の購入者、発熱問題でサムスン電子を相手に集団訴訟を予告

  6. 6

    LCD事業の撤退を急ぐサムスンディスプレイ…今年6月に生産終了へ向け調整

  7. 7

    「二つ折り」サムスンの新商品フォルダブルフォン「フレックス」公開

  8. 8

    再びやってきたGalaxyの危機、「バッテリー爆発」Note7の事態を振り返る

  9. 9

    ウクライナ事態で希少ガス「ネオン」の価格が高騰…ポスコに関心集まる

  10. 10

    サムスン電子、横にもワイドな「ㄱ字型」のフォルダブルフォンを発売へ

TWITTER

「Galaxy Z4 vs iPhone14 vs Mate50」韓米中の戦略スマホがビッグマッチ
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091603/

米EV補助金の中止で暗雲が立ち込める現代自動車グループ、解決策はあるか
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091602/

K-半導体、需要低迷による危機が懸念される中、韓国企業は投資で正面勝負に
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091601/

BOE、昨年米国での出願特許1位・サムスンDは2位…技術覇権争い激化
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091502/

サムスンSDI、独BMWと北米にEVバッテリー工場設立の可能性
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091501/

Load More
TOP