韓ハンファ、テスラに電池生産設備を納入へ

 
20日、複数の韓国紙によると、同国のハンファグループが、米テスラとEVバッテリーの後工程設備の供給契約を締結したという。供給するのはフォーメイション装置と物流装置であるとのこと。

米国カリフォルニア州にあるテスラのフリーモント工場に設けられたパイロット生産ラインに優先適用されるという。今後ネバダをはじめ、中国、ドイツなどの量産ラインに供給が実施された場合、契約規模は、最小で数百億ウォン(数十億円)になると同紙は予想している。

ハンファが供給契約を結んだのはフォーメイション装置であるとされる。バッテリーが正常に動作するよう一定の電流を流し充放電を繰り返して活性化する装置だ。正極材、陰極材、分離膜、電解質などの電池材料をケースに入れる組立工程の後に位置する。物流機器は、バッテリモジュール、パック生産時に主に用いられる。テスラは円筒形電池を使用する。モデル3のみでも3000〜4000個の電池が装着されるといわれ、迅速かつ正確にバッテリーを移送しなければならない。

ハンファグループ傘下のハンファケミカルはかつてバッテリー事業に進出していたが、2013年に同事業を整理。しかし、機器の設計や生産能力は維持したと同紙は伝えている。

同紙によると、ある関係者は、「テスラへの機器供給は1年前から準備していたと聞いている」とし「バッテリーの生産ラインのいくつかを除けば、すべての工程で装置を作ることができる」と述べた。別の関係者は、「過去の電池事業を担った人材が残っており、グループ内に米国通が多くテスラとつながった」とし「必要に応じて買収‧合併(M&A)を行い、バッテリー事業を再開する可能性もある」と伝えた。

ハンファ関係者は「テスラとバッテリー装置の供給契約を締結したのは事実だ」と「具体的な契約内容は明らかにするのは難しい」と述べたという。
 
 

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