SKハイニクスが中国江蘇省の無錫高新区との間で投資MOU締結した。中央日報によると、今回のMOUは総投資額20億元(約300億円)であるとされる。無錫市とSKハイニクスが共同で半導体産業団地の構成を行うという。 SKは無錫で半導体各種部品や装置のサプライチェーンを構築し、これに伴うインフラも構築する計画であるいう。

SKハイニクスの無錫工場
今回の投資は、江蘇省にとって最大の海外投資になったという。中央日報によると、SKハイニクスは2006年から中国無錫に半導体工場を稼動しており、工程数の増加や機器の大型化などに伴い、昨年4月にはC2Fファブを竣工したとのこと。
最近の5G技術の発展に伴い、半導体の重要性がますます大きくなる状況で、無錫市は今後、半導体企業の投資誘致をさらに進める計画であるという。
中国江蘇省は、韓国企業が中国で最も多くの投資を行った地域の一つとされる。SKハイニックスは2005年から中国無錫に投資を行ってきている。LG化学、サムスン電子、起亜自動車、浦項製鉄など韓国大手企業が進出している。