エコプロビーエム、正極材から電池再利用まで事業拡大

エコプロビーエム(EcoPro BM)がバッテリー正極材の生産からリサイクルに至るまで事業を広げるようだ。

22日、韓国メディアなどで報じられたところによると、同社は第1四半期業績発表において、浦項(ポハン)の「迎日(ヨンイル)湾1一般産業団地」にバッテリー正極材の生産およびリサイクルのための生態系を構築していくと説明したという。エコプロビーエムが正極材を、エコプロジーエム(ECOPRO GEM)が正極材の原料である前駆体を生産する。リチウムはエコプロイノベーション(ECOPRO INNOVATION)が担当し、正極材用の高純度の酸素と窒素の生産は、エコプロエーピー(ECOPRO AP)が務めるという。電気自動車(EV)、エネルギー貯蔵装置(ESS)などで発生した廃バッテリーのリサイクルは、エコプロC&S(ECOPRO C&G)で行われるとのこと。
 

正極材イメージ


また、中国GEMの子会社である副案GEMとの間で、福建省副案市に前駆体の合弁会社を作る計画だ。これはニッケル・コバルト・アルミニウム(NCA)、ニッケル・コバルト・マンガン(NCM)などのニッケル含有量が高い高ニッケル正極材用前駆体の生産が目的である。

国内外の電池素材の生態系の構築は、来年の第3四半期が目標であるとのこと。具体的な投資額は決まっていなかったが、ECOPRO GEM、ECOPROイノベーション、ECOPRO C&Gの設備と生産ラインが建設される土地の購入に1635億ウォン(143億円)が使われる予定であるという。中国の合弁会社、ECOPRO APなどを加えると、2000億ウォン(175億)以上と推定される。

昨年10月に竣工した浦項新工場CAM5は3月から本格的に量産を開始した。 SKイノベーションへの正極材供給がすでに行われている。サムスンSDIが使用するNCAの場合は、認証過程が進行中であるとのこと。サムスンSDI用の専用ライン(CAM6)については、サムスンSDIが5月に株式投資を行っており、 480億ウォンを投資してECOPRO EMの株式40%持つことになる。
 
(アイキャッチ画像:エコプロビーエム社のWebサイトキャプション)
 

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