ポスコケミカル、バッテリー素材の垂直系列進める

ポスコケミカルがバッテリー正・負極材原料のフリーカーサー(前駆体)と球状黒鉛の内製化に取り組んでいるという。垂直系列化により原価競争力を高めることが狙いとみられる。

24日、韓国メディアなどによると、ポスコケミカルは、バッテリー核心素材の内製化を進めているようだ。正極材の原料であるフリーカーサーの生産量を大幅に増やす。(増設目標は具体的に明らかにされていない)

負極材は子会社のピーエムシーテック(PMC Tech)の原料を利用するという。電気自動車(EV)用人造黒鉛の需要に備えるためだ。先月、人造黒鉛工場新設のため2177億ウォン(約190億円)を投資することを決定したという。人造黒鉛はコークスを原料とし、3000℃以上の温度で作る。黒鉛に炭素をコーティングする天然黒鉛製品とは異なり、バインダーと混ぜ合わせて組成される。ピーエムシーテック(PMC Tech)がコークス供給を担当するとみられるという。
 
(参考記事:「ポスコケミカル、华友钴业とフリーカーソルの長期供給契約むすぶ」)
(参考記事:「ポスコケミカル、人造黒鉛負極材の生産拡大へ」)
(参考記事:「韓国ポスコケミカル、EV電池用の負極材を新たに開発へ」)
 
同紙は、「ポスコケミカルが正極材と負極材の原料の垂直系列化に乗り出す理由は、ポスコグループとの相乗効果を出すことができるためだ」と伝えた。「ポスコは、他のバッテリー原料であるリチウムとコバルト事業を展開している。中間材事業の力を強化しなければ正極材と負極材を効率的に生産できない」とし、「同じ理由で、競合社であるエコプロビーエム(ECOPRO BM)も、エコプロイノベーション(リチウム)、エコプロGEM(前駆体)、エコプロエイピー(高純度酸素・窒素)など関係会社を活用している」と指摘した。

正極材と負極材はバッテリーの4大核心素材(正極材、負極材、分離膜、電解液)だ。バッテリー原価において、正極材は40%、負極材は15~20%の比重を占める。
 
 

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