世界の半導体市場上位10社の合計売上高が前年比16%増加した。
7日、グローバル市場調査会社ICインサイツによると、今年第1四半期の世界半導体市場上位10社の合計売上高は724億8千700万ドルで、昨年同期に比べ16%増加した。韓国各紙も報じた。10社のうち9社が30億ドルを上回る売上高を上げた。
ファーウェイの子会社であるハイシリコンが5階段順位を上げ初めてトップ10入りした。第1四半期の売上高(26億ドル)が前年同期比54%急増した。ICインサイツによると、ハイシリコンの売上高のうち、90%以上は、ファーウェイ社への納品となっている。
韓国企業では、サムスン電子とSKハイニクスの第1四半期売上高が、それぞれ147億9700万ドル、60億3900万ドルと集計され、それぞれ2位と4位にランクインした。
米国インテルは、昨年に引き続き、半導体企業の中で最も多くの売上高を記録した。
米国のNVIDIAも第1四半期の売上高が前年同期比37%増え11位から9位に上がった。
一方、日本のキオクシアとドイツのインフィニオンは、ハイシリコンとNVIDIAの躍進により、ベスト10から押し出された。
ファウンドリ(半導体受託生産)専門の台湾TSMCは3位の座を維持した。TSMCは第1四半期の売上高が前年同期比45%増加し、そのうちアップルとハイシリコンによる発注が占める割合は37%に達している。