SKイノ、ミキシング装置の導入先を拡大へ

SKイノベーションが電気自動車(EV)バッテリーの核心装備の一つである「ミキシング装置」の調達先を拡げるという。

韓国メディア・ジイレック紙によると、SKイノベーションはミキシング装置の新規調達先として、チェイル機工(JEIL MACHINE)社、ティーエスアイ(TSI)社などを考慮していると伝えている。

同紙によると、既存の1000リッターから2000リッターに容量を増やしバッテリー増設のスピードに合わせて生産性を高めることが目的であるという。これまでは、ユンソンエフエンシー(Yunsung F&C Company)社がミキシング装置のほとんどを受注していた。昨年だけで1000億ウォン(約87億円)近い受注額を得ており、同社は株式公開(IPO)を進めている。
 

 
ミキシング装置は、活物質、導電材、結着材、溶剤を一定の割合で混ぜてスラリーを作成するときに使用される。この過程でライン一本当たり通常12時間程度かかるとされる。ミキシング装置の容量が大きくなると、同じ生産時間で、より多くのバッテリー原料を確保することができ、生産性が向上する。

同紙によると、業界関係者は、「SKイノベーションが積極的にバッテリー増設に乗り出し、ユンソンエフエンシーだけでは難しいという考慮があったようだ」と述べたという。

現在SKイノベーションは米ジョージア州、ハンガリーのコマーロム、中国の常州でバッテリー生産設備の増設を行っている。予定では2022年に年間60GWh、2023年には同70GWh以上のキャパを確保する見込みだ。
 
(参考記事:「ミキシング装置のTSI社、告訴でサムスンSDIとの取引中断か」)
 
 

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