EV電池「10年後は中国企業が1位」予想 「現時点で中大型は日韓先行」見方も

今年、世界の電気自動車バッテリー市場は、第一四半期にシェア1位となったLG化学が通年でも順位を維持するが、10年後には中国企業がリードするという分析が出た。聯合ニュースなど韓国各紙も報じた。

SNEリサーチは14日、ソウルCOEXで開かれた「次世代二次電池セミナー(NGBS)2020」において、電気自動車のバッテリー市場の見通しを示したという。聯合ニュースによると、今年の世界のバッテリー供給量は434GWh(ギガワット時)と予想され、昨年(340GWh)より約100GWhほど増えるが、当初の予想(507GWh)より下方修正されたとの見通しを伝えた。

また、今年のグローバル1位メーカーはLG化学となり、62GWhを供給し、サムスンSDI とSKイノベーションを含む韓国電池3社の総供給量は98GWhになると予想されたという。

そして、中国企業は2030年に今年に比べ5.5倍成長し、1613GWhの供給力を持つとされ、中国のCATLが1位になると推測されたとのこと。

一方、LG化学バッテリー研究所のキム・ジェウン開発センター長(常務)は、同じセミナーにおいて、シリコン陰極材の使用について強調したと、韓国メディア・ジイレック紙は伝えた。

キム氏は、「全世界のバッテリー企業のうちLG化学、パナソニックだけが陰極材にシリコンを使用している」とし、「1000〜2000回の充放電が行われても、バッテリーの変形を最小限に抑えることができる」と述べたという。

また、「この素材は、テジュ電子(Daejoo Electronic)の電子材料が使用される。当初LG化学は、日本の信越と手を取り合って開発を開始したが、効率が80%に満たないため、テジュ電子に調達先を変えた」と説明したとのこと。

同氏は、中国企業の技術力について、小型電池は高く評価したが、中・大型電池は韓国、日本企業がより先行していると述べたという。
 
 

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