中国のスマートフォンメーカーであるVivo(ビーボ)が公開した「X50」シリーズには、サムスン電子のイメージセンサーを使用されたという。
韓国のビジネスポスト紙によると、中国のVivoは1日、新たな戦略スマートフォン「X50」シリーズを披露した。この中で最も上位モデルである「X50Pro plus」には、サムスン電子の最新イメージセンサーである「ISOCELL GN1」が適用された5000万画素のカメラを搭載したという。
サムスン電子によると、「ISOCELL GN1」は、一つの画素(Pixel)に2つのフォトダイオードを配置する「デュアルピクセル(Dual Pixel)」技術と、4つの隣接ピクセルを一つにまとめる「テトラセル(Tetracell)」技術が初めて同時に適用されたとイメージセンサーであり、先月19日に量産開始が発表されたばかりの製品だ。
各画素に2つのフォトダイオードがあることから、5000万画素であっても、1億個のフォトダイオードが光を受け入れるので、1億画素レベルの画像を出力することができるというのが同社の説明だ。
ビジネスポスト紙は、「X50 ProもX50 Pro plusのような光学5倍ズームを保持した」とし、「4315㎃hバッテリー容量も同じである。ディスプレイも6.56インチOLEDだ」と説明した。
「X50Pro」の発売日は12日とされ、価格は最低600ドルであると同紙は伝えた。 同「Pro plus」は7月に発売されるとみられ、700ドル~になるとみられている。
(参考記事:「サムスンが新たなモバイルイメージセンサ「ISOCELL GN1」を発表」)
(参考記事:「シャオミが150MPスマホを今年末発売か。サムスンのイメージセンサー」)
(画像:VIVOのウェブサイトキャプション)