「Galaxy Note20」は100倍ズーム廃止か?流出レンダリング画像から予想

ベール脱ぐ「Galaxy Note20」…100倍ズームが無くなり、エッジディスプレイも放棄

サムスン電子が来月開催する製品発表イベント「Galaxy Unpacked」(オンライン開催)において、次世代フラッグシップスマートフォン「Galaxy Note20」シリーズやフォルダブルフォン「Galaxy Z Flip 5G」、「Galaxy Fold 2」などを公開することが予想される。既に一部機種の画像と推定される外観写真などが公開されており、注目が集まっている。

5日、韓国経済新聞は、「最近サムスン電子ロシアのウェブサイトには、Galaxy Note20 Ultraと推定されるレンダリング(仮想イメージ)の写真が少なくとも8日間は掲載されていた」(現在は削除)とし、該当写真を掲載した。同紙によると、「サムスン電子は本件について特に言及はしていなかったが、サイト操作中に誤ってアップロードしたものと思われる」と伝えた。

韓国経済新聞は、同画像をもとに、「Galaxy Note20 Ultraは前作とは異なり、飛び出た長方形のモジュール上に、まるでインダクションのように配列された背面カメラが目に入る」とし、「100倍ズームを示す「×100」の表示も外されており、GalaxyS20 Ultraに搭載された100倍ズーム機能は対応していないと見受けられる」と分析。同時に「代わりにカメラの1億画素を維持しながら、50倍ズームまで可能になると予想される」と報じた。

前作とは異なり、左に位置していた音量調節と電源ボタンは右に移動しており、右下にあったSペンが左に移動しているという。ディスプレイのサイズは6.9インチと伝えられた。

同紙は、「通常モデルとの最大の違いは、角が曲線処理されたサムスン特有の「エッジ」のディスプレイが無くなり、平らな「フラット」ディスプレイが復活するということである」とし、「コスト削減と広い空間を確保するための試みと見受けられる」と伝えた。
 
(写真:「Galaxy Note20」と推定されているレンダリング画像=マックス・ウェインバッハ氏のツイートキャプション)
 

関連記事

特集記事

エレクトロニクス業界リサーチやコンサルティング、コーディネーションのご相談はこちらまで

ランキング

  1. 1

    シャープからサムスンに転職したエンジニアが語る「サムスンが優秀な理由」

  2. 2

    スマホ世界一のサムスン電子が日本市場で苦戦中、iPhoneとは対照的

  3. 3

    味の素社が製造するABFの調達懸念で韓国半導体業界は非常事態に…なぜ?

  4. 4

    Galaxy S23 ultraの色やエッジは? 「薄くなって平らになる」

  5. 5

    Galaxy S22の購入者、発熱問題でサムスン電子を相手に集団訴訟を予告

  6. 6

    LCD事業の撤退を急ぐサムスンディスプレイ…今年6月に生産終了へ向け調整

  7. 7

    再びやってきたGalaxyの危機、「バッテリー爆発」Note7の事態を振り返る

  8. 8

    「二つ折り」サムスンの新商品フォルダブルフォン「フレックス」公開

  9. 9

    ウクライナ事態で希少ガス「ネオン」の価格が高騰…ポスコに関心集まる

  10. 10

    脱日本を宣言した韓国「素材・部品・装備」業界、この2年で何が起こったか

TWITTER

「Galaxy Z4 vs iPhone14 vs Mate50」韓米中の戦略スマホがビッグマッチ
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091603/

米EV補助金の中止で暗雲が立ち込める現代自動車グループ、解決策はあるか
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091602/

K-半導体、需要低迷による危機が懸念される中、韓国企業は投資で正面勝負に
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091601/

BOE、昨年米国での出願特許1位・サムスンDは2位…技術覇権争い激化
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091502/

サムスンSDI、独BMWと北米にEVバッテリー工場設立の可能性
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091501/

Load More
TOP