総合素材企業のハンソルケミカル、業績・株価ともに好調

韓国取引所によると、ハンソルケミカルは10日に株価14万3000ウォン(約1万3000円)を記録し、1989年の有価証券市場上場以来の最高値を記録したことが分かった。 同日の終値は13万9500ウォン(約1万2400円)で、今年に入っての上昇率は31.6%に達する。

ソウル経済紙によると、第1四半期から新型コロナウイルス感染症の影響で主要上場企業の業績悪化が続いている中でもハンソルケミカルは業績改善が続いている。 第1四半期の売上は1,466億ウォン(約131億円)で前年同期比10.2%、営業利益は352億ウォン(約31億3000万円)で25.3%それぞれ増加した。
 
(参考記事:「ハンソルケミカルが絶好調、過酸化水素とQD二次電池素材の需要増で」)
 
同紙によると、ハンソルケミカルは、半導体の製造工程に使われる素材・高純度過酸化水素、フリーサーカー(前駆体)事業が上期の好業績の主要動力に挙げられる。

DB金融投資のオ•ギュジン研究委員は「第2四半期もメモリー半導体の出荷増加で過酸化水素及びフリーサーカーの実績は持続成長するだろう」と予想した。 最近、ディスプレイ業況の改善の兆しが見られ、下期からディスプレイ製造工程に使われる素材「クォンタムドットシート」の実績改善も期待されるという予想も出ているという。

ソウル経済紙は、「既存の主力事業のほかにも、新成長エンジンにしている2次電池素材事業の利益比重が急激に高まるという見通しが出ている」とし、「最近は性能が改善された次世代二次電池素材に挙げられるシリコン系の陰極材の生産に事業領域を拡大するものとされている」と伝えた。

ハンソルケミカルの年間営業利益は2018年936億ウォン(約83億2659万円)で前年比18.24%増加したのに続き、2019年19.05%増加した1,114億ウォン(約100億円)で1,000億ウォン(約89億円)を上回った。
 
(写真:ハンソルケミカル者ウェブサイト)

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