SKハイニクスが第二四半期実績発表…利益が205%増加(前年同期比)

SKハイニクスは23日、今年第2四半期の実績を発表した。売上高が8兆6,065億ウォン(約7600億円)、営業利益1兆9,467億ウォン(約1700億円/営業利益率23%)、純利益1兆2,643億ウォン(約1100億円/純利益率15%)を記録した。(K-IFRS基準)

同社によると、サーバーのメモリの需要増と、主力製品の歩留まり向上によるコスト削減により、売上高と営業利益は前四半期比でそれぞれ20%、143%増加したという。前年同期比ではそれぞれ33%、205%増加している。

DRAMの場合は、モバイルの需要不振が続いたが、相対的に需要と価格が堅調だったサーバーとグラフィックス製品の販売が増えたという。その結果、前四半期比で出荷量が2%増加し、平均販売価格も15%上昇した。

NAND型フラッシュは好調なSSDの需要に積極的に対応したことでNAND型事業のうちSSDの割合が初めて50%に迫ったという。前四半期比で出荷量は5%増加し、平均販売価格は8%上昇した。

SKハイニクスは下半期の経営環境について、新型コロナウイルスとグローバル貿易紛争という不確実性は残るが、主要国の部分的な経済活動の再開と5Gスマートフォンの需要が増え、新製品の発売が予定されるゲームコンソールなどで需要改善があると期待した。

これにより、SKハイニクスは、品質競争力に基づいた収益性中心に製品を運営していくと発表した。施設投資とキャパ(生産能力)の運営は、従来の計画通り、保守的な基調を維持するとした。

DRAMは10ナノ級2世代(1Y)モバイルDRAMの販売を拡大することで収益性を持続的に改善し、LPDDR5製品についても適切な時期に供給するという方針だ。また、64GB以上の大容量サーバー向けの製品についても販売を拡大し、10ナノ級3世代(1Z)製品の量産も本格化する計画だ。

NAND型フラッシュは、モバイルとゲームコンソールの需要や、サーバー向けを強化する。特に128段型製品の顧客の認証を拡大して収益性を持続改善していく方針であるという。

SKハイニクスのチャ・ジンソク担当(CFO)は「下半期にも対外環境の変化に柔軟に対応し、持続的な成長のための基盤を設けていく」と述べた。

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