コーニングがゴリラガラス新製品を発表…サムスン製品に適用へ

コーニング社は24日、新型カバーグラス」ゴリラガラスビクタス(Gorilla Glass Victus)」を公開した。ゴリラガラスは、スマートフォン等のモバイル機器の表面を保護する強化ガラスである。サムスン電子を含む45個のブランドに適用され、これまで80億台以上の機器に適用されてきた。

ゴリラガラスビクタスは、前世代のゴリラガラス6よりスクラッチ耐久性が最大2倍以上高く、競合製品アルミナシリケート強化ガラスより傷耐久性が最大4倍以上高い。ジョン・ベイン(John Bayne)コーニング社モバイル家電事業部主席副社長兼ジェネラル・マネージャーは、「従来は、ガラスの落下性能改善とスクラッチ耐久性向上のいずれか一つに集中してきたが、新製品は、二つの目標をすべて改善することに注力した」と述べた。

ゴリラガラスビクタスは、コーニング社独自の試験で、最高2メートルの高さから荒く硬い表面に落としても破損しなかった。一方、競合製品アルミナシリケート強化ガラスは、80cm以下の高さから落としても破損した。コーニング社社の関係者は、「新製品は、競合他社のアルミナシリケート(AlSi)強化ガラスよりも大幅に改善された落下性能とスクラッチ耐久性を誇る」と説明した。

コーニング社は、消費者がスマートフォンを購入するにあたり、ブランドの次に耐久性を重視すると考えている。コーニング社の世界3大スマートフォン市場である中国、インド、米国で実施したアンケート調査によると、消費者は耐久性をスクリーンサイズ、カメラの品質、機器の厚さ等の製品特徴より、2倍程度重要と捉えていると答えた。コーニング社が、消費者9万人以上を対象に実施したアンケート調査分析の結果、落下性能とスクラッチ耐久性が重要であるという消費者の認識が過去7年間で2倍に増加した事が判明した。

コーニングは報道資料のなかで、「ゴリラガラスビクタスは近いうちに、サムスン電子が最初に適用する」と明らかにしている。
 
(画像:コーニング社ウェブサイトキャプション)
 

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