「サムスンの蘇州LCD工場、CSOTが買収」と韓国紙報じる

韓国メディア・チョソンビズ紙は29日、業界情報を基に、中国の家電メーカーTCLグループの子会社であるパネルメーカーCSOT(チャイナスター)が、サムスンディスプレイの蘇州LCD(液晶表示装置)工場を買収すると報じた。

同紙によると、関係者は「公式化されたわけではないが、CSOTが買収することで決定されたと聞いている」と述べたという。
 
(参考記事:「韓国企業、中国CSOTへの供給契約を相次いで公告」)
(参考記事:「サムスンへのLCD納品ねらう各国企業」)
(参考記事:「サムスンD、QDディスプレイの生産設備を搬入…LCDラインは売却公募」)
 
3月末、サムスンディスプレイは、LCD生産の年内終了と、来年からのQD(量子ドット)ディスプレイ事業へのシフト方針を明らかにしている。これにより、国内のLCD工場はQDの生産ラインに転換され、中国の蘇州LCD工場は現地パネルメーカーに売却されると予想されていた。

CSOTは当初から売却先として有力視されていた。CSOTの親会社であるTCLが、サムスン蘇州工場の株式10%を保有しているからである。 60%はサムスンディスプレイが、残りの30%は蘇州市政府がそれぞれ保有している。

同紙は、「今回の工場売却もある程度の収率を出せるよう技術サポートをしてくれる条件が含まれていると業界では見ている」と伝えた。

市場調査機関オムディアによると、CSOTは今年の生産能力基準で、世界LCD市場のシェア14%を占め、BOEに続き業界2位に上がると予想されている。

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