「日本の《富岳》はサムスンのスパコン用DRAM搭載」と韓国紙報じる

日本のスーパーコンピュータ「富岳」にサムスン電子の超高性能DRAMが搭載されたとの報道が出ている。

韓国の大手金融紙であるマネートゥデイは29日、業界情報を基に、「理化学研究所と日本の電子メーカー富士通が共同開発したスーパーコンピュータ《富岳》にサムスン電子のHBM(高帯域幅のメモリ High Bandwidth Memory)が搭載された」と報じた。

「富岳」は先月、全世界スーパーコンピュータ計算速度順位「TOP500」において、アメリカ(2~3位)と中国(4~5位)を抜いて9年ぶりに1位を獲得した。「富岳」の毎秒計算回数は、実に41京6000兆に達すると伝えられる。
 

(画像:サムスン電子の第3世代16GB HBM2E DRAM「フラッシュボルト」=同社提供)

 
サムスン電子が年初に発売したスーパーコンピュータ用3世代メモリの「HBM2」は、世界初となる毎秒4.2Gb(ギガビット)までデータ伝達速度を高めた製品である。同社によると、1秒に538GB(ギガバイト)の処理が可能であり、2時間の「フルHD」映画110本を1秒で読み取ることができる速度とされる。

マネートゥデイ紙によると、サムスン電子は個別の案件について明らかにしなかったが、業界ではサムスン電子の「HBM2」が「富岳」に少なくとも30万個以上搭載されたものと推定しているという。サムスン電子はHBM2をはじめ、スーパーコンピュータ用NAND型フラッシュ(Z-SSD)も発売している。

関連記事

特集記事

エレクトロニクス業界リサーチやコンサルティング、コーディネーションのご相談はこちらまで
日韓ビジネスチャンネル

ランキング

  1. 1

    スマホ世界一のサムスン電子が日本市場で苦戦中、iPhoneとは対照的

  2. 2

    「二つ折り」サムスンの新商品フォルダブルフォン「フレックス」公開

  3. 3

    サムスン電子、横にもワイドな「ㄱ字型」のフォルダブルフォンを発売へ

  4. 4

    LCD事業の撤退を急ぐサムスンディスプレイ…今年6月に生産終了へ向け調整

  5. 5

    Galaxy S22の購入者、発熱問題でサムスン電子を相手に集団訴訟を予告

  6. 6

    脱日本を宣言した韓国「素材・部品・装備」業界、この2年で何が起こったか

  7. 7

    ウクライナ事態で希少ガス「ネオン」の価格が高騰…ポスコに関心集まる

  8. 8

    サムスンのQD-OLEDテレビ、LG-OLEDテレビと同価格に…両社の競争が本格化

  9. 9

    韓国企業、日本から全量輸入していたフォトレジスト用原料の国産化に成功

  10. 10

    韓国バッテリー業界、日本の分離膜メーカーのラブコールにも関心薄なぜ?

TWITTER

コーロンインダストリー、世界最大ディスプレイ学会で「CPIフィルム」公開
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22051304/

ソウル半導体、ウクライナ戦争長期化によるIT需要の減少を受け1Q赤字計上
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22051303/

韓国経済界、ユン政権に積極的な投資を約束…「ユン政府とともに経済発展」
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22051302/

LGD、世界最大のディスプレイ展示会に参加…97インチOLED.EXテレビを公開
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22051204/

LGエナジーS、中国除くグローバルEVバッテリー市場で1位達成…素材確保急務
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22051203/

Load More...
TOP