アップルがTOFモジュールの供給先を韓国で探しているとの報道があった。
「電子新聞」(etnews)の4日記事によると、アップルは、複数の韓国のカメラモジュール企業に資料要請書(RFI)を送ったという。
(参考記事:「サムスン電機がiPhoneにカメラレンズを供給か…早ければ今年下半期から」)
(参考記事:「韓国特許審、米ビアビの3DTof特許認めず」)
同紙による、アップルが今回接触したことが確認された企業は複数であり、従来は、Appleとの取引関係がなかったメーカーであるという。アップルが(既存の取引先である)LGイノテックのほかTOFモジュールを供給する新規パートナーを探しているものと同紙は解釈している。
同紙は、「アップルは、(自社の製品に)TOF技術を本格的に拡大適用する動きを見せている」とし、「iPad pro」への搭載に続き、今年の下半期に出る新型iPhoneにもTOFを搭載することが分かった」と伝えた。また、iPhoneの高級モデルの背面にもトリプルカメラとともにTOFが適用される予定であるとされ、iPhone用のTOFはLGイノテックが納品することが分かっているという。アップルがTOF搭載を拡大するのは拡張現実(AR)機能をモバイルで実装するためだ。