SKイノ、ニッケル含有量90%以上の「NCM9½½」バッテリー商用化か

SKイノベーションがニッケル含有量を90%以上に高めたNCM(ニッケル・コバルト・マンガン)バッテリーを世界で初めて商用化する。

韓国メディア「電子新聞」(etnews)は9日、業界情報を基に、SKイノベーションが2023年に「NCM9½½」(ニッケル・コバルト・マンガンの比率9:5:5)バッテリーを米フォードの人気モデル「F-150」に搭載すると報じた。
 
(参考記事:「SKイノへの正極材供給、原料の前駆体は中国GEMが供給か」)
(参考記事:「韓国証券会社「SKイノベーションの電池事業は過小評価」」)
 
同バッテリーはNCM正極材を適用したEV電池であり、コバルト使用量を5%に減らし、製造単価を下げ、ニッケルの割合を90%以上高めたものであり、走行距離を引き上げることができる。
同紙は、「SKイノベーションは、独自の分離膜技術でニッケル含有量を高めながら安定性を強化することに成功した」とし、「特にニッケルの割合が90%に達する高密度バッテリーを商用化することはSKイノベーションが初めてだ」と伝えた。その上で「このバッテリーが搭載されると、電気自動車の走行距離が700㎞まで増え充電時間も大幅に短縮することができるものと期待される」と評価した。

SKイノベーションはフォードの新車発売日程に合わせて同バッテリーの量産を準備しており、このため、米国のハイニッケルNCMバッテリー専用の生産設備を建設している。 SKイノベーションの電気自動車のバッテリー子会社SKバッテリーアメリカ(SKBA)が合計25億ドルを投資し、米国ジョージア州に21.5GWh規模のバッテリー1、第2工場を建設している。

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