シャオミが透過型TVを発表…LGDがパネル供給か

中国のシャオミは11日、創業10周年の記念イベントを北京で開催し、その中で量産製品としては世界初をうたう55インチの透過型TV「Mi TV LUX Transparent Edition」を発表した。

韓国のソウル経済紙は12日、シャオミの同テレビには、LGディスプレイが透明OLEDパネルを供給しているとし、「シャオミに供給する透明度40%のOLEDパネルは、全量LGディスプレイの坡州(パジュ)工場で生産する」と報じた。昨年9月にドイツIFAでパナソニックが透明OLED TVを展示公開したことはあるが、量産製品を販売するのはシャオミが初めてだという。
 
(参考記事:「LGDがオンラインイベント「SID2020」で最新技術を展示中」)
(参考記事:「LGDの透明OLED、各業界から引き合い」)
(参考記事:「LGディスプレイ、選挙放送で「透明OLED」技術活用」)
 
シャオミの同テレビは11日から予約販売が始まり、価格は4万9,999元(約77万円)である。透明OLEDは、既存の透明LCDに比べて高い透明度と高解像度、広い視野角などを誇る。

同紙は、「シャオミと手を携えたLGディスプレイは、透明OLED市場拡大のため需要開拓に積極的に乗り出している」とし、「先月末から家具・建築会社と協業して、透明OLEDを搭載した製品を視覚化するプロジェクトを開始した」と伝えた。続けて、「航空機や自律走行車を狙った未来のモビリティディスプレイの研究も、中長期的に進めている」と報じている。

世界的なコンサルティング会社フレッシュトアンドストラテジック・インテリジェンスは、透明(透過型)ディスプレイ市場は、2018年基準の5億2,400万ドル規模から、2024年には約50億円ドルとなり、年平均46%の急速な成長をみせると予想している。
 
(画像:シャオミ「Mi TV LUX Transparent Edition」=同社提供)

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