正極材メーカーのエルアンドエフ社、LG化学向け供給急増の見込み

ユアンタ証券は1日、韓国の正極材メーカーであるエルアンドエフ社(L&F Corp)についての分析レポートを掲載。同証券のキム・グァンジン研究員は、同社について「国内の主要正極材メーカーの中で唯一、国内のセル3社(LG化学、サムスンSDI、SKイノベーション)のすべてと取引中」であると分析した。

キム研究員は「LG化学SKイノベーションには中規模から大規模、サムスンSDIには小型電池向けに供給されているものと把握する」とし、昨年は固定費の増加などで赤字に転落したが、「最近は、LG化学向けのNCMA正極材の量産供給ニュースで再浮上した」と述べた。そのうえで、「昨年基準アプリケーション別の売上比率はEV 6%、ESS 33%、小型電池61%水準である」と推定した。

キム研究員は同社がNCMA供給量の拡大で跳躍したとし、「4Q20(今年10~12月)からLG化学向けに量産供給予定」であるとし、「EV用電池に適用される予定で、初期供給量は月に70〜100トンレベルだが、来年から年間10,000トン(月換算833トン)のレベルに急増する見込み」であると述べた。

キム研究員は、「これは、バッテリーセルの目安約7.5GWhを対応できる量であり、LG化学は、来年予想EVバッテリー販売量の約12%を占めている」と述べ、「その他SKイノベーション向けEV用バッテリーNCM素材供給量も持続的に増加傾向にある」と評価した。また、「現在は、NCM523中心供給中や、来年からハイニッケル材料供給の可能性も存在する」と伝えた。

キム研究員は、本格的な成長は来年からであるとみており、「来年予想実績は、売上高7,000億ウォン(+ 55.6%、YoY)、営業利益300億ウォン(+ 200%、YoY)にNCMA正極材供給量が来年から拡大に応じて、本格的な増益時期に入る」との判断を示した。

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