「LGDは9~12月に黒字転換、OLEDとLCD共に収益改善見込み」韓国証券社

ユアンタ証券は9日、LGディスプレイについて、「実績正常化の始まり」という題の企業分析レポートを発表した。

同証券のキム・グァンジン研究員、LGディスプレイについて「3Q20(今年7~9月の)予想実績は、売上高は6.62兆ウォン(+ 13.7%YoY)、営業赤字は-6億に縮小し、BEPに近い実績を達成する」と予想した。

キム研究員は、「広州OLEDラインのRamp-upが予想より早く行われており、6月後半から始まったLCDパネルの価格上昇サイクル(TV用LCDパネルの固定価格、6月後半以降、平均23.7%上昇)が異例の長さで強く維持されることに応じ、 LCD TV部門の収益性が大きく改善される」との判断を示した。

続けて、「4Q20(今年9~12月)の売上高は7.21兆ウォン(+ 12.2%、YoY)、営業利益1,443億ウォンとなり、4Q18以降、8四半期ぶりに黒字転換が可能」であるとの判断を示した。

キム研究員は、「OLEDとLCD部門全体の収益性の改善が見込まれる」と分析。OLED部門については「広州OLEDラインのRamp-up完了後4Q20から本格的なWOLEDパネル出荷量の増加」を予想した。また、「アップル向けのE6稼働率上昇に起因する」とも述べ、「特にiPhone12のリリース遅延により3Q20比で4Q20に注文が集まる」との判断を示した。LCD部門については、「LCDパネルの価格上昇恩恵を最大限に活用するために、国内TV用LCDラインShutdown日程調整の可能性が存在し、年末までに高いレベルの稼働率が維持される」と分析した。

キム研究員は、LGディスプレイに対する投資判断を「BUY」で維持。4Q20の黒字転換予想を基に、目標株価を従来の15,000ウォンから17,500ウォンに約16.7%引き上げた。
 
(参考記事:「[特集]LGDの今後の見通しを読む(カンファレンスコールから)」)
(参考記事:「LGDの広州OLED工場で量産出荷式…大型有機ELパネル年産6万枚生産へ」)
 
(画像:LGディスプレイの広州OLED工場)
 

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