5G通信機器、ノキアではなくサムスンを選んだベライゾン

チョソンビズ紙は9日、「エリクソン出身ベライゾンCEO、ノキアではなくサムスンの手を上げた理由は」(※本紙訳)という題の記事を掲載。7日に発表されたサムスン電子とベライゾンによる5G通信機器の大型契約の背景を分析した。

サムスン電子は7日、米国の携帯電話会社ベライゾンと約8兆ウォン(約7200億円)規模の無線通信ソリューションの供給契約を結んだと明らかにした。 2025年までの5年間にわたり5G(第5世代)移動通信機器を供給する。

チョソンビズ紙は、この契約について、「今年7月から市場で噂になっていたものだ」と指摘。同紙によると、当時、ローゼンブラット証券のライアン・クーンツアナリストは、「ベライゾンが年間10億ドル以上の5〜7年間の5G契約をノキアではなくサムスン電子に与えようとしている」とし、「サムスン電子が過去数年間で最大の新規供給キャリアを確保し、(ベライゾンへの供給量で)ノキアを超えるだろう」と述べたという。

また、ロイター通信は先月、新たにペッカ・ルントマルクCEOが赴任したノキアが、5G機器契約に支障をきたすと報道していた。

チョソンビズ紙はまた、ベライゾンのハンス・ベストベリーCEOが、エリクソンに長年従事し、CEOを務めた人物であり、ファーウェイやノキアと通信機器市場で競争を繰り広げた経験があることから、移動通信市場への理解度が高いと指摘。

その上で、「エリクソンがベライゾンの機器シェア約50%を有するのは、ベストベリーCEOの《実家》であることと無関係ではないようにみえる」と伝えた。

同紙によると、通信業界の関係者は「サムスン電子は、通信機器だけでなく、スマートフォンメーカーとしても強力なプレゼンスを持っていることから、ベライゾンの5G競争力を高めることができるという判断をしたものとみられる」と述べたという。

ベストベリーCEOは昨年2月に米国サンフランシスコで開催された「Galaxy Unpacked2019」のイベントにも登壇している。
 
(参考記事:「「ベライゾンとの契約はサムスン株価に肯定的」と証券社」)
(参考記事:「サムスンがベライゾンに5G通信機器を供給…7200億円規模」)
 

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