韓国のスタートアップ「高周波レーダーセンサー開発」発表…自動車市場などで展開

カーレーダーセンサーの韓国スタートアップ企業であるAU社(代表キム・ベクヒョン)は29日、従来の超音波センサーの問題を改善した高周波レーダーセンサーを開発したと発表した。

超音波センサーの問題点である、認知正確度の低さを改善するために開発されたというAU社のレーダーセンサーは、特許取得済みの信号認識アルゴリズムで設計され、内外ノイズにも強く、認知精度を高めると説明された。また、同レーダーセンサーは、生体信号測定が可能であり、レーダーセンサーを介して乗員の異常状態も検知することができるという。

同レーダーセンサーは、自動車市場だけでなく、スマートヘルスケア市場もターゲットにしている。AU社によると、同社は最近、高速道路における車の速度検出などで様々な企業と契約を結ぶと同時に、非接触による呼吸および心拍の検出などでも契約を締結したという。
同社は現在、レーダーセンサーを利用した在室検知システムを開発しており、大型病院とともに独居老人を対象としたセンサーや呼吸と心拍計を開発しており、製品の精度をテストする段階であると明らかにした。

韓国の理系大学トップである韓国科学技術院(KAIST)で博士号を取得したキム・ベクヒョンAU社代表は、「現在AU社は、アンタクト(非対面)時代の到来により、直接接触せずに生体信号を検出することができるという点で有利な位置にある。主な事業領域は車載用レーダーセンサーと高速道路取り締まり用レーダーセンサーである。主ターゲット市場は、B2Bでは今後スマートホームケアシステムに事業領域を拡大し、B2C市場も重点的に進出する計画だ」と語った。
 
(参考記事:「[特集]世界の電気自動車産業の趨勢と韓国の課題…スタンド数・政府支援など脆弱」)
(参考記事:「SKハイニクスが自動車半導体生産に乗り出す」)
(参考記事:「LGがトヨタ等とイスラエルの自動車電装SWのセキュリティ企業に投資か」)

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