韓国現代自動車のEV火災事故、リコールで数兆ウォン損失も

現代自動車の小型電気自動車「コナ・エレクトリック」の火災事故をめぐって、原因の究明が続いている。火災原因をめぐっては、現代自動車と現代モービス、LG電子やLG化学など多くの企業が絡む可能性があるという。

韓国ハンギョレ新聞は5日、火災の原因について、「バッテリーセルの内部欠陥、あるいはバッテリー管理システム(BMS)など、さまざまな可能性が挙げられる」とし、「原因に応じて、責任の所在も変わるほど敏感な問題だ」と報じた。
 
(参考記事:「EV車世界4位の現代自動車、小型SUV「コナ」で12回目の火災事故…原因は?」)
 
同紙によると、「コナ」は、LG化学の「NCM622」(ニッケル・コバルト・マンガン)のバッテリーセルが搭載されており、現代モービスとLG化学の合弁会社であるHLグリーンパワー社が(LG化学のバッテリーセルの納品を受け)バッテリーパックを作る。これを現代モービスが受け取りバッテリーシステムアセンブリ(BSA)を作る。この過程で、現代モービスが設計したバッテリー管理システム(BMS)と冷却システムなどの各種保護・制御システムが装着される。

ハンギョレ新聞は、「このいずれかの段階で問題が発生したかがカギとなる」とし、「専門家は、現代車と現代モービスも一部責任を問われる可能性が高いと見ている」と伝えた。

リコール事態につながれば、現代自動車などが口の損失は数兆ウォン(日本円で数千億円)に達すると予想されるという。

韓国メディアによると、2018年4月の発売以来、コナ・エレクトリックが国内外で火災を起こした件数は13件とされている。(メディアによっては12件)中央日報は4日、韓国の国家科学捜査研究院が、「車両下部に設置されたバッテリーパックのアセンブリ(結合品)内部から電気的な原因で発火した」とされる推定結果を伝えていた。
 
(参考記事:「[特集]世界の電気自動車産業の趨勢と韓国の課題…スタンド数・政府支援など脆弱」)
(参考記事:「EV車世界4位の現代自動車、小型SUV「コナ」で12回目の火災事故…原因は?」)
(参考記事:「EV電池シェア、1~8月もLG化学が世界1位に…単月では中国CATLが1位」)

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