韓国SKハイニクスが米インテルのメモリ事業買収を発表…9530億円

韓国のSKハイニクスは20日、米国インテル社のNAND事業部門を10兆3000億ウォン(約9530億円)で買収したと公示した。

同国の金融監督院データベース(DART)によると、SKハイニクスは、「インテルのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)事業部門とNAND単品およびウェハビジネス、中国の大連の3D NAND型工場(オプテイン事業部除外)」などを買収する。交渉の規模は10兆3000億ウォンとである。

SKハイニクスは、「SSDソリューションを強化し、高付加価値製品ポートフォリオの構築、メモリー半導体事業群との間のバランスの確保、NANDフラッシュの競争力強化」を今回の取引の理由に挙げた。

SKハイニクスは、同買収に関連し、20日午前に理事会の議決も終えた。インテルは、世界的に中央処理装置(CPU)の専門企業として広く知られているが、設立当初はメモリー事業が主力だった。1960年代の日本のメモリー企業との競争を経て、今のCPU部門に主力事業を移したという経緯がある。メモリー事業を整理したいインテルと、同事業を拡大したいSKハイニクスとの間で利害が一致したと分析される。

買収額の支払いについて、SKハイニクスは2021年末までに8兆192億ウォンを支払い、残りの2兆2912億ウォンは2025年3月に支払う予定であると明らかにされた。資金調達は保有現金と借入などにより用意される。
 
(参考記事:「SKハイニクスとマイクロソフトが大型契約か…クラウドサーバー用半導体供給で」)
(参考記事:「SKハイニクス、海外向債権5億ドル発行か」)
(参考記事:「4~6月DRAM世界シェア、サムスン43.5%、SKハイニクス30.1%」)

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