世界第2位のインドスマホ市場、サムスン2年ぶり首位(四半期基準)

中国に次ぎ世界第2位の規模を持つインドのスマートフォン市場において、今年第3四半期(7~9月)、サムスンがシャオミを抑えシェア1位を記録した。
 
(参考記事:「[特集]インドのスマホ市場、中国製ボイコットで韓国製が躍進か」)
 
中国メーカーに押されていたサムスンだが、中印国境紛争の影響により中国製品のボイコットが最近インドで進むなか、6月以来単月でサムスンが1位を占めていた。そして今回、四半期別基準では2年ぶりの首位奪還となった。
 

(画像:今年7~9月のインドのスマホ市場におけるメーカー別シェア=カウンターポイントリサーチウェブサイト)

 
今回、24%のシェアを占めたサムスンは、さまざまな価格帯製品の発売や、効率的なサプライチェーン管理などにより、前年同期比32%増加した。サムスンはオンライン市場を積極的に攻めたことが首位奪還につながったとカウンターポイントは分析した。

シャオミは前年同期比4%減少し、2018年第3四半期以来で初めて2位に順位を下げた。

一方、第3四半期のインドのスマートフォン市場は、前年同期比9%増の5300万台を記録した。これは、インドのスマートフォン市場の四半期出荷台数としては過去最高だった。ロックダウン以降で需要が回復したことと、オンライン販売が急増したことが販売増に貢献した。

カウンターポイントリサーチのプラチア・シンハ(Prachir Signh)研究員は、「インドのスマートフォン市場はロックダウンが緩和されたことで回復基調にある。市場はここ数ヶ月、一貫した成長を見せている」とし、「企業が8月の独立記念日を迎え、オンラインでの積極的なプロモーションを繰り広げ、お祭りの季節に備えて、製品の在庫を増やしたことも市場の成長を引き起こした。価格帯別で中間価格帯($ 130〜$ 260)製品の販売量が急増し、最も高いシェアを見せた」と述べた。
 
(参考記事:「サムスンなどスマホ関連企業、インド政府から5千億円超の支援金受託か…中国企業はなし」)
(参考記事:「サムスンは韓国人を「搾取」してる?同機種なのにインドや中国より高い韓国市場」)
(参考記事:「サムスン、低価格スマホ「Galaxy M51」をインド市場投入へ」)

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