韓国の「特許王」が日本企業などのLED特許侵害を示唆…台湾エピスターとは合弁解消

韓国で「特許王」と呼ばれる韓国のLED専門企業・ソウル半導体が、台湾のLED企業エピスターと設立した合弁会社を清算するようだ。
 
(参考記事:「ソウル半導体がまた勝訴、今度はドイツのフィリップス代理店を相手に」)
 
韓国経済新聞(9日)によると、ソウル半導体はエピスターと設立した合弁会社SHオプトテック(SHO)を清算することが分かった。 SHOは、ソウル半導体と同子会社であるソウルバイオシが株式51%を保有し、エピスターが49%を保有している。

SHOは、中低価格LEDチップの調達を目的として、2009年に設立された。ソウル半導体のLEDチップの需給に大きな役割をしておらず、清算することにしたというのが会社側の説明だという。この合弁会社は、現在のチップを生産していないとのこと。

同紙は、「ソウル半導体の特許強化政策も合弁会社清算に影響を与えた」と分析しており、エピスターがソウル半導体の特許を侵害している可能性を示唆した。ソウルバイオシスのイ・ジョンドク代表は、「ミニLED TV市場の開花に先立って、日本企業1ヶ所を含めて複数の場所で特許侵害の兆候があり注視している」と述べたとのこと。

ソウル半導体はLEDパッケージを製造する化合物半導体の専門企業であり、売上は1兆ウォン(約1000億円)である。同社によると、年間売上高の10%に当たる1,000億ウォン前後を研究開発費として投資しており、14,000件以上の特許を保有している。

同社は自社の特許を侵害した企業に対して果敢に訴訟を起こすことで有名であり、世界各地で2003年以降、80件余りのLED技術の関連特許訴訟ですべて勝訴していることから、韓国メディアでは「特許王」と称されている。
 
(参考記事:「特許訴訟に強いソウル半導体…今度は米国で現地企業に勝訴」)
(参考記事:「台湾エバーライトに罰金刑…ソウル半導体のLED技術流出事件」)
(参考記事:「ソウル半導体(韓国企業)がアウディ車にヘッドランプ供給」)

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