韓国の造船企業、自律運行船舶の技術開発進める…欧米のリードに危機感

韓国の造船業界で自動運行船舶の技術開発に拍車がかかっているようだ。

韓国のフィナンシャルニュースは、同技術では欧米企業がリードしており、現在造船市場でトップを走る韓国企業も安泰ではない。自動運行船舶の市場規模が203年に155兆ウォン(約14.6兆円)になると予想されるなか、韓国企業も危機感を持っており、同技術の開発に拍車をかけているという。

現代重工業はすでに2011年、船舶エンジンや制御機、各種機関などの運行情報を衛星でモニタリングし、遠隔診断や制御できるスマートシップを世界で初めて披露した。現在まで計400隻あまりのスマートシップを受注しているとされる。スマートシップ受注関連の船舶デジタルの今年の目標値である1600万ドル(約16億6000万円)も達成した。今年に入り人工知能(AI)と拡張現実(AR)技術を基に、航海者に危険などを知らせるシステム「ハイナス(HiNAS)」を25万トンのバルク船に世界で初めて搭載するなど、開発を急いでいる。

大宇造船海洋は、中長期的にスマートシップを超え、自動運航船舶の開発のためにデータ分析を専門的に行い、生産状況をリアルタイムで把握して情報や知能化するスマートシップ分野の研究専門組織を運営している。玉浦(オッポ)造船所内のエネルギー実験センターと始興(シフン)研究団地を通じで再起化設備モデルを完成、また活用して「無人船舶」の研究に拍車をかけている。

サムスン重工業は、国内造船会社の中で、最も早く自動運航船舶の実現化に近づいている。先月、巨済(コジェ)造船所付近の海上で長さ38メートル、重さ300トン級の実際の船舶を遠隔・自動運航するのに成功している。

関連記事

特集記事

エレクトロニクス業界リサーチやコンサルティング、コーディネーションのご相談はこちらまで

ランキング

  1. 1

    シャープからサムスンに転職したエンジニアが語る「サムスンが優秀な理由」

  2. 2

    スマホ世界一のサムスン電子が日本市場で苦戦中、iPhoneとは対照的

  3. 3

    Galaxy S22の購入者、発熱問題でサムスン電子を相手に集団訴訟を予告

  4. 4

    味の素社が製造するABFの調達懸念で韓国半導体業界は非常事態に…なぜ?

  5. 5

    LCD事業の撤退を急ぐサムスンディスプレイ…今年6月に生産終了へ向け調整

  6. 6

    「二つ折り」サムスンの新商品フォルダブルフォン「フレックス」公開

  7. 7

    再びやってきたGalaxyの危機、「バッテリー爆発」Note7の事態を振り返る

  8. 8

    サムスン電子、横にもワイドな「ㄱ字型」のフォルダブルフォンを発売へ

  9. 9

    ウクライナ事態で希少ガス「ネオン」の価格が高騰…ポスコに関心集まる

  10. 10

    脱日本を宣言した韓国「素材・部品・装備」業界、この2年で何が起こったか

TWITTER

「Galaxy Z4 vs iPhone14 vs Mate50」韓米中の戦略スマホがビッグマッチ
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091603/

米EV補助金の中止で暗雲が立ち込める現代自動車グループ、解決策はあるか
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091602/

K-半導体、需要低迷による危機が懸念される中、韓国企業は投資で正面勝負に
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091601/

BOE、昨年米国での出願特許1位・サムスンDは2位…技術覇権争い激化
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091502/

サムスンSDI、独BMWと北米にEVバッテリー工場設立の可能性
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091501/

Load More
TOP