LG化学のバッテリー事業部門がスピンオフして設立されたLGエナジーソリューションが、チリのリチウムメーカーであるSQMから、8年間リチウムの供給を受ける契約を締結したとロイター通信が22日(現地時間)報じた。
(参考記事:「「LG化学がテスラ用バッテリー生産を中国で2倍に増やす」ロイター通信」)
これにより、SQMは2021~2029年にLGエナジーソリューションに5万5千tのバッテリー用リチウムを供給することになる。
SQMは、プレスリリースにおいて、「電気自動車のバッテリーセルの核心部品である、高度な正極活物質生産のためのバッテリー級炭酸リチウムと水酸化リチウムを供給するだろう」と明らかにした。
世界第2位のリチウムメーカーのSQMは、先に、リチウムの需要の増加見通しに合わせて2023年までに炭酸リチウムと水酸化リチウムの生産量をそれぞれ18万tと3万tに増やす計画であると明らかにしたとロイターは伝えた。
(参考記事:「電池新会社「LGエナジーソリューション」が公式発足…LG化学の電池部門が分社化」)
(参考記事:「LGとインドネシア政府がバッテリー協力でMOU締結…具体内容伴わず?」)
(参考記事:「LGがドゥサン社に投資か…テスラへ電池箔供給可能性の企業」)