韓国検察が「エアナイフ」技術漏洩者を拘束…対日依存から国産化成功した技術

韓国最大の鉄鋼メーカーであるポスコ(POSCO)が開発した特許技術を外国の競合他社に販売した容疑により、同国の下請け業者の代表などが拘束起訴された。
 
(参考記事:「韓国政府、日本による「特許攻撃」に対応のため専門組織を設置…国産化によるジレンマ」)
 
同国の大邱地検浦項支庁は23日、ポスコの特許を使用した機器を、外国の競合他社にこっそり販売した疑い(不正競争防止及び営業秘密保護法違反など)で設備納品業者の代表A氏など2人を拘束起訴したと発表した。韓国各紙も報じた。

検察によると、A氏等は、2003年から2017年まで、ポスコが開発した鋼板に機体を噴射してめっき量を精密に調節できる「エアナイフ」を製作し納品した。

ポスコはこの技術に3年以上の月日と50億ウォン(約4.7億円=現在レート)を投じ研究した結果、これまでドイツや日本からの輸入に頼ってきたエアナイフの国産化に成功していた。

A氏等は、エアナイフの開発・製作過程に参加し、2006年から2008年の間にエアナイフリップ(ノズル)の図面を確保した。

これらをポスコとの秘密保持契約に違反する形で、2015年から2019年までの間に、中国の鉄鋼会社3か所と米国の鉄鋼会社2か所にリップ図面を送付した疑いを受けている。
 
(参考記事:「韓国が「エポキシ」の国産化に成功…対日輸入率9割の半導体核心材料」)
(参考記事:「韓国企業が「クォーツ」を国産化か…対日依存高い半導体先端素材 市場規模は1千億円超」)
(参考記事:「[特集]韓国100大企業、半導体を除くと利益急減&借金急増…シンクタンク分析」)

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