LG化学のバッテリー部門がスピンオフして設立されたLGエナジーソリューションが、ドゥサンソルースの欧州法人に575億ウォン(約54億円)を投資する。
(参考記事:「LGがドゥサン社に投資か…テスラへ電池箔供給可能性の企業」)
韓国メディアなどによると、ドゥサンソルース·ルクセンブルク法人(DoosanElectro-MaterialsLuxembourgSarl)は、ソルース先端素材(旧ドゥサンソルース)とLGエナジーソリューション、スカイレイクインベストメントを対象に5,042億ウォン(約473億円)規模の第3者有償増資に踏み切ると23日に公示した。 LGエナジーソリューションが575億ウォン(約54億円)を出資し、ソルース先端素材とスカイレイクインベストメントがそれぞれ801億ウォン(約75億円)と3,666億ウォン(約344億円)を投じるという。
ソウル経済紙は23日、「LGエナジーソリューションはドゥサンソルースの銅箔事業とのシナジーのため、今回投資に踏み切ったものと見られる」とし、「ドゥサンソルースが生産する銅箔は、スマートフォンに多く使われてきたが、電気自動車のバッテリー向け需要が増え、成長の勢いが激しくなっている」と伝えた。
ドゥサンソルースは今月14日にソルース先端素材と社名を変更した。資金難に陥っていたドゥサン(斗山)グループから離れ、スカイレイクエクイティ・パートナーズ(ファンド運営会社)の傘下となった。
(参考記事:「米テスラ、韓国ドゥサン社と電池箔供給契約か…バッテリー独自生産に向け」)
(参考記事:「サムスン・SK・ポスコがドゥサン社をめぐり争奪戦か?銅箔・CPLなど生産」)
(参考記事:「電池新会社「LGエナジーソリューション」が公式発足…LG化学の電池部門が分社化」)