LGエナジーソリューション(LGES=旧LG化学の電池事業部)が米国の新興EVメーカーであるリビアンに対し、テスラと同じ2170バッテリーセルを供給するようだ。
(参考記事:「LGがテスラ向け4680電池を開発中か…パナソニックと競合」)
韓国メディア「THE GURU」は6日、「LGエナジーソリューションは、リビアンに2170バッテリーセルを供給する」と報じた。 2170バッテリーセルは、直径21㎜、長さ70㎜の円筒形製品である。テスラは現在、LGエナジーソリューションと日本のパナソニックから同セルを受け、「モデル3」に搭載している。
同紙によるとリビアンは、「ピックアップトラックR1Tとスポーツ用多目的車(SUV)R1Sに2170バッテリーセルを装着する」とみられるとし、先立ってリビアンは両モデルにサムスンSDIの電池を導入すること分かっていたことか、「サムスンSDIに続き、LGエナジーソリューションと手を握り、サプライチェーンを多様化する見通しだ」と分析した。
リビアンはテスラの対抗馬として見られているEVメーカーであり、アマゾンやフォードなどから25億ドル規模の投資も受けている。
LGエナジーソリューションは、テスラ、GM、フォード、クライスラー、欧州フォルクスワーゲン、ルノー、ボルボ、メルセデスベンツ、ジャガー、ポルシェなどに電池を供給しており、テスラの「モデルY」にはセルを単独供給すると伝えられている。
(参考記事:「サムスンSDIが米リビアンにEV電池を供給か」)
(参考記事:「1~11月のEV電池市場、韓国勢が世界シェアの3分の1占める…首位は中国CATL」)
(参考記事:「BMWコリアがPHEV6種をリコール…サムスンSDI製バッテリーに火災懸念」)
(写真:リビアンのYoutube動画)