韓国とアラブ首長国連邦(UAE)が水素経済と産業技術分野での協力を強化する。
(参考記事:「[特集]韓国の水素経済の現況と課題…水素自動車普及は世界1位も、インフラなど不十分」)
韓国産業省(産業通商資源部)とUAE産業先進技術部は4日、「韓国-UAE産業‧エネルギー協力フォーラム」をオンラインで開催し、水素経済協力覚書と産業技術協力覚書をそれぞれ締結した。
これにより、両国は、水素貿易制度と政策を互いに共有し、水素経済の推進をサポートシステム間の協力チャンネルも構築する計画だ。
韓国は、水素ロードマップの策定、世界初の水素法の制定など韓国版グリーンニューディールを積極的に推進しており、UAEもエネルギー計画2050の実現のために努力し、水素などの新エネルギー分野での協力を行っていくことが期待されている。
両国はまた、産業技術協力覚書を介してデジタル技術革新と転換のための協力も強化していく。
ソン・ユンモ産業部長官は、「昨年コロナ19の困難な状況でも、両国は企業入国円滑化と消毒などにおいて模範的に協力してきた」とし「これをもとに、デジタルヘルス、バイオ産業、スマート製造、電子商取引、人工知能、eラーニングなどデジタル経済の分野で活発に協力していくことができる」と述べた。
2020年基準、両国間の貿易規模は約94億ドルで、全体の国の中で21位を記録した。