韓国科学技術情報研究院(KISTI)のキム・ジェス院長は、スーパーコンピュータ6号機の導入し、21位に留まる正解順位を10位以内に引き上げたいとの意思を表明した。
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キム院長は17日、創立20周年の記者懇談会を開き、「スーパーコンピュータ6号機導入のための予備妥当性調査免除などを推進する計画だ」と語った。韓国各紙も伝えた。
現在運用中のスパコン5号機(ヌリオン)の理論上の性能は、25.7ペタフロップスで、1秒に2京5700兆回の演算が可能である。導入当時世界11位を記録したが、現在では21位にまで下がっている。
2023年を目標に導入を目指しているスパコン6号機は、以前より20倍以上の性能を有していることから、世界10位圏への浮上が期待されている。
キム院長は「6号機を正常に導入し、超高性能コンピューティングセンターの役割を拡大し、将来の需要に対応する」とし、「国家R&Dイノベーションを支援する国のオープンサイエンスシステムも用意する」と述べている。
(参考記事:「米国、中国のスパコン企業に制裁….7社・団体を禁輸リストに」)
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