LG化学の株価が急騰した。
(参考記事:「LG化学、テスラにニッケル含有量90%のNCMA正極材を供給か」)
LG化学がテスラに電気自動車バッテリー用のNCMA(ニッケル・コバルト・マンガン・アルミニウム)正極材を供給するという報道を受けたものだ。
20日午前9時23分時点でLG化学の株価は、前日比2万1000ウォン(2.38%)上昇となる90万2000ウォンで取引された。20日の終値は89万6000ウォンだった。
報道によると、LG化学は7月、テスラにニッケル90%の含有量NCMA正極材を供給する予定とされる。
当初、LGエナジーソリューション(旧LG化学電池事業部)は、テスラのモデルYに、同じく韓国企業であるエルエヌエフ(LNF)社のNCMA正極材を適用し、GMのピックアップトラックであるハマーにLG化学のNCMA正極材を適用する方針であった。
しかし、モデルYの需要が増え、LG化学がエルエヌエフと同じニッケル90%NCMA正極材を開発したことから、このような決定を下したとみられている。
(参考記事:「LG化学が中国正極材工場で再生エネルギー活用…進む炭素中立戦略」)
(参考記事:「SKイノ、中国に正極材工場を設立」)
(参考記事:「ポスコケミカル、正極材工場のスマートファクトリ化を披露」)