米国を公式訪問したムン・ジェイン大統領が22日(現地時間)、米ジョージア州にあるSKイノベーションのバッテリーセル工場の建設現場を訪れた。 同日の訪問には、ムン·スンウク産業省長官、チェ·テウォンSKグループ会長らが同行した。韓国各紙が報じた。
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ムン大統領はこの日のあいさつで、「この工場は韓米両国の友情と先端協力を象徴する場所である」とし「バッテリー分野で韓国企業は最高のパートナーであるだけに、米国と韓国が共に発展する良い機会」と明らかにした。
続いて、「昨日ジョー・バイデン米大統領と会い、相互投資促進、共同技術開発も議論し、米国がバッテリー生産施設に多様なインセンティブを提供すれば、より多くの投資が行われるだろう」と付け加えた。
ムン大統領は、続いて、現地組み立て工場を視察し、「水素·電気自動車が既存の内燃機関車より多く生産される日が来るのか」と尋ねたという。
現在、SKイノベーションはジョージア州に約3兆ウォン(約2898億円)を投資し、2つのバッテリー生産工場を建設している。 両バッテリー工場は、ジョージア州の首都アトランタから北東に約110キロ離れたジャクソン・カウンティの周辺にあり、第1工場は2022年から、第2工場は2023年から量産を開始する予定だ。
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(写真:米ジョージア州のSKイノベーション工場=同社提供)