グローバル投資銀行クレディ·スイス(CS)がLG化学(832,000.00%)に対する投資意見と目標株価を同時に大幅に下げた影響で、外国人の売りが殺到し、26日、株価が急落した。 同日一日だけで時価総額が4兆ウォン(約3905億円)以上減った計算になる。
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CSはバッテリー事業部であるLGエナジーソリューションの企業公開(IPO)によって、LG化学に「親会社ディスカウント」が適用されるべきだとして「売り」の意見を出した。
同日、LG化学は6.73%下落の83万2000ウォン(約8万円)で取引を終えた。韓国メディアなどによると、JPモルガンやモルガンスタンレー、CS証券など、外国系証券会社の窓口を通じて、売りの注文が殺到したと伝えられる。
CSは25日、LG化学に対する投資意見を従来の「買い(Outperform)」から「売り(Underperform)」に引き下げ、目標株価は130万ウォン(約13万円)から68万ウォン(約7万円)に大幅下方修正した。 現在の相場より約20%低い水準だ。 CS研究員のミン·フンシク研究員は「LGエナジーソリューションが上場を控えた時点で投資家が大幅に割引される親会社を買う理由がない」とし「業種内で最も不人気銘柄」と説明した。
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