1日、ヒュンダイ自動車は先月のグローバル販売台数が前年同月比42.7%増の32万3,192台を記録したと発表した。このうち、内需(韓国)は、半導体不足などの影響で12.4%減の6万2,056台と集計された。
(参考記事:「ヒュンダイ、パートナー社のスマート工場化支援」)
ヒュンダイ自動車も、車両用半導体不足が世界的に長期化するなか、4月から生産に支障が発生している。ソナタとグレンジャーを生産する牙山工場は今年に入って中断と生産を繰り返している。
この影響で、グレンジャーは先月、前年同月比41.8%減の7,802台、ソナタが11.9%減の5,131台を記録した。
ツーソンは前月比33.3%、ネッソは40.2%減少したことが分かった。
アバンテが4月より9.8%減少の6,697台、ベニュが18.2%減少した。
4月から出荷が開始された電気自動車子アイオニック5とMPVスターリアは先月、それぞれ1,919台と3,232台の出荷を記録した。
ジェネシスは、前年同月比0.5%増の1万3,031台を販売した。 GV70が前月比4.2%増の4,336台、G70が46.9%増の918台を記録した一方、G80は7.1%減の5,584台、GV80が34.0%減少した1,531台と集計された。 G90は4月より14.5%減少した662台にとどまった。
海外販売は前年同月比67.7%増の26万1,073台を記録した。
販売量が増加した主な原因は、昨年コロナウイルスに起因する工場の生産支障と販売実績不振に伴う反動の影響のためであるとヒュンダイ自動車は説明した。昨年5月のヒュンダイ自動車の海外販売台数は15万5,646台にとどまった。
(参考記事:「ヒュンダイ「ツーソン」、今度はパキスタンでリコール…海外で回収相次ぐ」)
(参考記事:「ヒュンダイや起亜など70万台が韓国でリコール…火災リスク」)
(参考記事:「ヒュンダイが水素電気トラック「XCIENT Fuel Cell」の最新型を発売」)