SKイノベーションが、米フォードの電気自動車「F-150」に搭載される電気自動車バッテリーを供給するが、ニッケル含有量を90%に上げた「9½½」を納品するようだ。
(参考記事:「[特集]フォードとSKイノがEV電池生産で合弁…米欧中での生産で25年190Gwh能力確保へ」)
2日、韓国の専門メディアETNEWSは、業界取材をもとに、「SKイノベーションは、今年下半期、フォードにニッケル90%の《9½½》(ニッケル90%、コバルト5%・マンガン5%)のバッテリーを供給する予定である」とされ、「フォードの電気トラック「F-150」に搭載される予定である」ことが分かった。
F-150は3つのモデルで発売されるが、SKの「9½½」バッテリーは上位モデルである「LARIAT」と「PLATINUM」に搭載される予定であるという。
SKイノベーションはフォードにバッテリーを供給するため、韓国のバッテリー素材メーカーとの協力も強化している。
エコプロビーエムは近いうちにSKイノベーションにニッケル90%正極材を供給する予定である。エコプロビーエムは浦項正極材の生産工場(CAM5)でハイニッケルNCM正極材を生産する計画である。
(参考記事:「SK製電池搭載、フォードの電気ピックアップトラックが予約2万台超え」)
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(参考記事:「フォードがEV車火災で韓国サムスンSDI(電池)に補償金請求か…最大830億円」)