韓国のLED専門企業であるソウル半導体は、米国最大の自動車部品のプラットフォーム運営会社であるオニキスを相手にした特許侵害訴訟で勝訴したと14日、明らかにした。 ソウル半導体は韓国で「特許王」と呼ばれるなど、数多くの特許を保有し、海外企業を相手にした特許訴訟でことごとく勝訴を収めていることで有名だ。
ソウル半導体は、昨年5月に同社のLED特許技術を侵害した自動車用照明製品を販売している米国オニキス社(社)を相手に販売禁止訴訟を提起した。この技術は、LEDの製作過程で付属品を最小化して、小さく、繊細な光を実装するようにした製造源泉技術である。
これに対して、米国ニュージャージー州連邦裁判所は先月、オニキスがソウル半導体の12個の特許を侵害した13個の自動車照明ブランド製品について、米国全域での永久販売禁止判決を下した。
ソウル半導体のバク・ビョンギュ自動車事業部長(常務)は、「今回の判決は、これまで私たちが技術開発のために注いだ努力の結果と価値を米国司法で認められたことで意味がある」と述べた。ソウル半導体は30億ドル(約3兆3500億ウォン)に達する世界の自動車照明市場で10%の市場シェアを確保している。
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