ハナ金融投資は14日、LGイノテックに関する分析レポートを公開した。
LGイノテックの21年第2四半期(4~6月)の売上高は2兆2,518億ウォン(YoY + 49%、QoQ -27%)、営業利益は1,318億ウォン(YoY + 141%、QoQ -62%)と見込んだ。
キム・ロッコ首席研究委員は「従来比の推定値を上方修正する理由は、光学ソリューション事業部の売上高と営業利益を従来比でそれぞれ12%、89%上方修正するためである」とし、「iPhone12シリーズの販売好調が持続しており、その中でPro Maxの割合も高く、LGイノテックとして恩恵を多く受けるためである」と述べた。
続けて、「一方、電装部品は車載半導体供給不足と諸費用などの増加により、従来の予測値に比べ下回ると推定される。 21年第1四半期の営業利益率は3%を示したが、損益分岐点内外で収益性が悪化すると考えられる」と分析した。
キム・ロッコ研究委員は、「2021年の年間売上高は11兆8,945億ウォン、営業利益は1兆293億ウォンで、前年比でそれぞれ25%、51%増加し過去最高の業績を達成する見込みである」とし、その理由について「顧客のスマートフォン販売好調によるものもあるが、最終的にはその中でLGイノテックの役割が持続的に拡大し、実績水準が上がっているためである。 21年下半期からカメラモジュールの供給構造が変更され、最高仕様を担うLGイノテックの立地と競争力は変わらないものと判断される」と述べている。
(参考記事:「[特集]iPhone12が売れると韓国企業が儲かる…ディスプレイなど独占供給」)
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