中国の電気自動車のバッテリー企業CATLが急速充電技術を開発した。
21日、中国官営CCTVはCATLが15分の充電後400kmを走行することができる高速充電技術を開発し、高速充電時代を開いたと報じた。
これまでの電気自動車の充電時間と困難などの問題を解決するのに役立ち、電気自動車の普及を一層後押しするとCCTVは予想した。
また、CATLが、このバッテリー密度など航続距離のための重要な技術を開発したとも伝えた。
CCTVは、過去10年間、CATLの研究者が、これまでのバッテリーの内部の化学成分をアップグレードして、バッテリーパックの密度を二倍以上の高めながら、バッテリーの最大航続距離を従来の200kmから700kmに高めたと説明した。
CATLは、バッテリセルモジュール構造をなくし、直接バッテリーセルを集積することで、バッテリーのエネルギー密度も20%高めた。
バッテリーの生産工程で60mm電解槽の平均厚さを0.1mm以内に制御することができたことも重要な進展と付け加えた。これにより、最大航続距離を1000km以上に増やしたとCCTVは伝えた。
このような努力に基づいて、15分の充電で400kmを走行することができる技術の目標も成し遂げたと説明した。
CCTVによると、CATLは昨年末までに、すでに累積2969個の中国内の特許と248の海外特許を出願してたという。
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