バッテリーメーカーのSKイノベーションが、スウェーデンの電気自動車メーカー·ポールスター(Polestar)にバッテリーを供給するとの報道が相次いでいる。
ポールスターは、中国の完成車メーカー·ジーリー自動車の持株会社であるジーリーホールディングスとボルが合弁で設立した電気自動車ブランドだ。
ロイター通信などの外信は23日、「ポールスターとSKイノベーションがバッテリー供給協力のための了解覚書(MOU)を締結した」と報じた。
海外メディアはまた、「ポールスターは2019年にポールスター1、2020年にポールスター2を生産し、欧州市場で販売しており、初のSUVモデル『ポールスター3』を2022年に米国で生産するためにSKイノベーションと手を組んだとみられる」と伝えた。
現在、両社はMOU段階であるため、SKイノベーションがどの程度の数量のバッテリーを供給するかについては公開されていない。
韓国メディアなどによると、SKイノベーションの米第1工場は2022年に完工する予定であり、ポールスターもこのようなSKイノベーション工場建設のスケジュールを参考にして、SKイノベーションと接触しているとの見方が出ている。
今回のSKイノベーションとポールスターのMOUは、両社間関係だけでなく、SKグループやジーリー自動車グループの関係にも、一定部門に影響を及ぼすものと見られる。
SKグループの持株会社であるSK(株)は今年3月、ジーリー自動車グループと3億ドル(約333億円)規模のニューモビリティファンドを造成した。 このファンドは未来自動車の核心分野である連結·自律·共有·電動化事業を行う企業に投資される予定だ。
(参考記事:「「(電池素材大手)エコプロビーエムはサムスンSDI、SKイノへの新規素材供給で成長期待」韓国証券社」)
(参考記事:「SKイノ、2025年までに「パウチ型NCM94%バッテリー」を開発へ」)
(参考記事:「[特集]フォードとSKイノがEV電池生産で合弁…米欧中での生産で25年190Gwh能力確保へ」)