ベロダインライダー(Velodyne Lider, Inc.)は24日、ベンガルール(バンガロール)にインドデザインセンター(India Design Center)を新設したと発表した。
同センターは、世界市場で安全なモビリティーとスマートな地域社会を発展させ、生活を変革するライダーセンサーとソフトウェアソリューションを持続的に革新するため、ベロダインの成長戦略をさらに促すことになる。
インドデザインセンターは、顧客中心のソリューションを創出する先端技術の研究開発に向け、サンノゼにあるエンジニアリングチームと緊密に協力する予定だ。ベロダインは同センターをベンガルールに置くことで、世界中の顧客ニーズを満たすために拡大している自動車関連製品の開発に、専門技術を持った人材が豊富な生態系を活用できるようになった。同センターにより、ベロダインはインドに基盤を置く多数の自動車開発センターと緊密に協力できるようになる。
インドデザインセンターは、ハードウェアやFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)組み込みソフトウェア、基板設計、システムエンジニアリング、ASIC(特定用途向け集積回路)、認識ソフトウェア、機能的な安全性、サイバーセキュリティ及びその他関連分野のエンジニアリング人材チームの養成に力を注ぐ。同センターは、ベロダインのエンジニアリング担当副社長兼インドセンター常務理事として合流したパルタサラティ・ナラシムハン(Parthasarathy Narasimhan)が率いる予定だ。ナラシムハンは最近、オープンシリコン(OpenSilicon)でデザインチームを組んだことを含め、多数のエンジニアリンググループでデザインチームを構成・拡大した、たくさんの経験がある。
同センターは研究開発活動以外に、インドにライダー基盤の自動車や、新しいモビリティーソリューション関連顧客・パートナーの機会を拡大する予定だ。ベロダインは自動車、歩行者、自転車の利用者を含んだすべての道路利用者の命を救い、怪我を防止するため、より安全なモビリティーを可能にすることに力を注いでいる。ベロダインのライダーセンサーやソフトウェアは、様々な自動車や、産業、スマートインフラソリューションのために必要不可欠な技術を提供する。
ベロダインライダーのアナンド・ゴパラン(Anand Gopalan)最高経営者(CEO)は「ベロダインのライダー基盤センサーとソフトウェアソリューションは、様々な産業を変革させている自動車技術を革新し、安全性を向上させる起爆剤になる」とし「インドデザインセンターを開設することにより、サンノゼにいる世界トップクラスのチームを補完する最高のエンジニアリング人材を充員し、我々が中断のない革新に拍車をかけることができるようにするだろう。また、ライダー基盤の安全と自動車をインド市場と道路に提供することができるようになり、とても嬉しい」と述べた。
ベロダインライダー(Velodyne Lider)概要
ベロダインライダー(ナスダック:VLDR)は、リアルタイム・サラウンドビュー・ライダーセンサーを発明して、自律技術の新時代を切り開いた。ベロダインはライダー分野でグローバルリーディングカンパニーとして膨大な画期的ライダー技術ポートフォリオとして、世界的に名声を得た。ベロダインの革新的なセンサーやソフトウェアソリューションは、自動走行車、先進運転支援システム(ADAS)、ロボット工学、無人航空機(UAV)、スマートシティー、セキュリティーなど、広範囲な産業界のニーズを合わせる柔軟性、品質、性能を提供する。ベロダインは絶えず革新を追求することで、人々のための安全なモビリティーを発展させ、生活とコミュニティーを変化させるのに力を注いでいる。詳しい情報はwww.velodynelidar.comをご参照ください。