SKハイニクスがM16工場に8000億ウォン(約782億円)規模の設備投資を断行するとの報道が出ている。 M16は2月に竣工されたSKの最新半導体工場であり、極紫外線(EUV)工程を利用したメモリの生産を準備してきた。
28日、ETNEWSは、「SKハイニクスは今年の下半期M16に12インチウエハ投入量基準月1万8000枚(18K)規模の設備を備える計画だ」とし、「第3四半期8000枚(8K)、第4四半期1万枚(10K)をそれぞれ投資し、国内外の機器パートナーと詳細日程などを協議したことが分かった」と報じた。
同紙によると、金額的には、約8000億ウォンに達する規模であるという。
ETNEWSによると、業界関係者は、「SKハイニクスが下半期M16に18K規模を投資する方針」とし「機器の購入を協議していると聞いている」と述べたという。
投資は、2022年に計画された投資分の一部を前倒し執行するものであるされる。
京畿道利川に位置するM16は2018年11月に着工以来、合計3兆5000億ウォン(約3442億円)、延べ334万人を投入して、25ヶ月ぶりに竣工したSKハイニクスの最新工場である。 SKハイニクスとしては初めてEUV露光機を導入した。
(参考記事:「ムーディーズがSKハイニクスの格付けを引き下げ方針 SKグループ内の組織改変受け」)
(参考記事:「「SKハイニクスの8インチファウンドリ増設案、20~30KのCapa増設は可能」韓国証券社」)
(参考記事:「韓国企業が「半導体用高温ヒーター」を国産化…SKハイニクスとMOU締結」)