Teledyne Technologies(NYSE:TDY)会社であり、Teledyne Imagingグループの系列会社であるTeledyne e2vが手頃な価格の高性能クワッドリニアCMOSセンサ・ファミリであるTetraを発表した。
Tetraセンサーは、食品の分類、リサイクル、物流、ピックアンドプレイス、文書のスキャンとコストパフォーマンスの高い白黒、カラー、マルチスペクトルイメージングが必要なその他のマシンビジョンアプリケーションに非常に適している。 14μm×14μmピクセルサイズの2k解像度または最大128㎑の合計最大ライン速度で7μm×7μmピクセルサイズの4k解像度モデルである。
黒と白のモデルは、1,2、または4つの行を出力するように構成することができ、カラーモデルは、RGBとモノクロ出力を行うことができる。このセンサーは、ウエハレベルのコーティングダイクロイックフィルタを使用して、スペクトルに依存しないマルチスペクトルイメージングRGBとNIR出力も提供する。
Tetraは、同期したシャッターの設計に基づいて、True CDS(Correlated Double Sampling)を使用して、低Readout Noiseと高いDynamic Rangeが特徴である。各チャンネルには、独自の露出コントロールが適用されホワイトバランスを簡単に行うことができる。
また、セラミックLCCパッケージは広い動作温度で高性能と高い信頼性を提供する。センサーデータポートは、高いシグナル・インテグリティと便利なインタフェースを介してシステムを迅速に統合することが可能である。
Teledyne e2vのFlorian Julienマシンビジョンチームディレクターは「分類産業では、カラーで、マルチスペクトルイメージングで既存の技術がアップグレードされている。独創的なRGB + NIR機能が統合されたTetraは、食品の分類の品質と安全性を向上させるための次世代技術として設計された」と語った。
http://www.teledyne-e2v.com