米マイクロン、3〜5月の営業利益は昨年の2倍超

マイクロンテクノロジーが先月30日(現地時間)に公開した3〜5月(第3四半期)の売上高は74億2000万ドルで、前年同期(54億3千800万ドル)に比べ36%増加した。

営業利益は17億9千900万ドルで、昨年第3四半期(8億8千800万ドル)に比べ103%増加し、当初予想を上回った。

新型コロナウイルス感染症による非対面需要の増加でPCとデータセンターなどの半導体の需要が増え、1年前に比べて、営業利益が2倍に成長したものである。

マイクロン側このような雰囲気が継続され6〜9月(第4四半期)の売上高は82億ドルに増加すると予想した。

サンジェイ・メフロトラ最高経営責任者(CEO)は「来年末までにDRAMとNAND型フラッシュの供給が全体的にひっ迫し価格が高騰すると期待している」とし「強力な財務実績が継続され、長期的な売上高成長率が、半導体産業全般を凌駕するだろう」と述べた。
 
(参考記事:「マイクロンのDRAM技術追撃に韓国半導体業界が恐怖?韓国紙報じる」)
(参考記事:「SKハイニクスが176段NAND型開発発表…マイクロンに次ぎ二番目 サムスンは来年量産か」)
(参考記事:「マイクロンDRAM工場で停電…サムスンSKハイニクスの株価上昇」)

関連記事

特集記事

エレクトロニクス業界リサーチやコンサルティング、コーディネーションのご相談はこちらまで

ランキング

  1. 1

    シャープからサムスンに転職したエンジニアが語る「サムスンが優秀な理由」

  2. 2

    スマホ世界一のサムスン電子が日本市場で苦戦中、iPhoneとは対照的

  3. 3

    味の素社が製造するABFの調達懸念で韓国半導体業界は非常事態に…なぜ?

  4. 4

    Galaxy S23 ultraの色やエッジは? 「薄くなって平らになる」

  5. 5

    Galaxy S22の購入者、発熱問題でサムスン電子を相手に集団訴訟を予告

  6. 6

    LCD事業の撤退を急ぐサムスンディスプレイ…今年6月に生産終了へ向け調整

  7. 7

    再びやってきたGalaxyの危機、「バッテリー爆発」Note7の事態を振り返る

  8. 8

    「二つ折り」サムスンの新商品フォルダブルフォン「フレックス」公開

  9. 9

    ウクライナ事態で希少ガス「ネオン」の価格が高騰…ポスコに関心集まる

  10. 10

    脱日本を宣言した韓国「素材・部品・装備」業界、この2年で何が起こったか

TWITTER

「Galaxy Z4 vs iPhone14 vs Mate50」韓米中の戦略スマホがビッグマッチ
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091603/

米EV補助金の中止で暗雲が立ち込める現代自動車グループ、解決策はあるか
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091602/

K-半導体、需要低迷による危機が懸念される中、韓国企業は投資で正面勝負に
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091601/

BOE、昨年米国での出願特許1位・サムスンDは2位…技術覇権争い激化
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091502/

サムスンSDI、独BMWと北米にEVバッテリー工場設立の可能性
#コリアエレクトロニクス
https://korea-elec.jp/post/22091501/

Load More
TOP