ユアンタ証券は先月28日、SKイノベーションについての分析レポートを公開した。
ファン・ギュウォン研究員は、SKイノベーション(株)の2021年第2四半期予想業績は「売上高10.8兆ウォン(約1兆600億円)、営業利益5,418億ウォン(約53億円)(営業利益率5.0%)、支配株主純利益1兆2012億ウォン(約1180億円)」などである。営業利益予想は前年同期△4,397億ウォン(約431億円)(国際原油価格の急落で在庫の損失が発生した)に比べて9,815億ウォン(約966億円)程度改善されるのみならず、前四半期5,025億ウォン(約494億円)に比べ8%増加している数値である」と予想した。
ファン研究員は、「第2四半期には、石油化学/潤滑油高とバッテリー赤字縮小効果が顕著になる見通しだ。主な部門別の営業利益を見ると、精油部門1,547億ウォン(約152億円)(前期4,161億ウォン(約410億円))、化学部門1941億ウォン(約191億円)(前期1183億ウォン(約116億円))、潤滑油部門2491億ウォン(約245億円)(前期1371億ウォン(約134億円))、バッテリー△837億ウォン(約82億円)(前期△1,763億ウォン(約173億円))などである。精油部門の場合、精製マージンは2.1 $(第1四半期1.8 $)で若干改善したが、在庫関連利益が1,500億ウォン(約147億円)に減る見通しだ。化学部門は、PXとベンゼン急効果が大きかった。潤滑油は、タイトな供給状況にスプレッドが67 $(前期48 $ /バレル)で跳ね上がった。バッテリー部門は現代車Ionic5へ納品が開始され、弁護士費用が大幅に減少した」と述べた。