ヒュンダイの「コナEV」でまた火災事故が発生した。
韓国メディアなどによると、1日午前6時頃、世宗市ソダム同地下駐車場に駐車していたコナ電気自動車(EV)で、また火災が発生した。この車両は、充電中の状態ではなかった。今回の火災発生にコナEV火災事例は国内外で合計18件(韓国13件・海外5件)となった。
消防当局によって同日午前7時10分頃に鎮火。人命被害はなかった。警察と消防当局は火災の原因調査を行っている。
今年初めにヒュンダイはコナEVのリコールを発表したが、それからすでに3回目の火災事故が発生した形になる。
先月18日に忠清南道保寧で、23日(現地時間)にはノルウェーのオスロで駐車中のコナEVから出火した。これらの車両も火災発生当時、充電中はなかった。調査の結果、すべてLGエナジーソリューションのバッテリーが搭載されていることが把握された。ただし、バッテリーが火災の直接的原因として作用したのかについてはまだ明らかにされていない。
先立ってヒュンダイ自動車は今年3月、1兆4000億ウォン(約1300億円)を投入して、コナEVのリコールを実施すると明らかにした。 2017年11月から2020年3月までに生産された車両がリコール対象である。当時無償修理が決定された車両台数は、計7万5680台に達した。
(参考記事:「ヒュンダイの「コナEV」でまた火災事故 リコール対象外車種で」)
(参考記事:「ヒュンダイのEV、今度はノルウェーで火災事故…消防隊出動も鎮火せずコンテナに沈める」)
(参考記事:「[特集]ヒュンダイ「コナEV」の火災原因(韓国当局発表全文)」)