ムン・ジェイン大統領が7日に、マルク・ルッテ=オランダの首相とオンラインで首脳会談をすると、韓国大統領府が5日、明らかにした。
ムン大統領は7日午後、ルッテ首相と首脳会談を行い、両国関係や世界の問題について議論する予定だ。今回の首脳会談は、3年ぶりに開催され、両国修交60周年を迎え、オランダが先に提案して行われる。
大統領府は、今回の首脳会談を通じて、半導体装置の製造大国であるオランダとの協力をさらに強化するとしている。バク・ギョンミ大統領府スポークスマンは「オランダは6.25戦争(朝鮮戦争)に5千人を派兵した友好国であり、欧州諸国の中で第2位の韓国の貿易相手国である。最近では、半導体、新再生エネルギーなどの未来産業分野での協力の必要性が増大している」とし「オランダは極紫外線(EUV)露光装置などの半導体装置の製造大国であり、韓国の半導体製造の強みを融合させ、安定したサプライチェーンの構築などの相互補完的な協力の可能性が大きいと評価される」と述べた。
オランダは、最先端の超微細工程の半導体を生産するのに必要な極紫外線露光装置を製造する世界的な企業ASMLが所在する。
(参考記事:「ASML韓国支社で労組が発足、会社を批判 「天文学的利益生むのに狭い建物で…」」)
(参考記事:「ASMLとAMAT、韓国向け売上が急増…Q1は台湾上回る」)
(参考記事:「ASMLの営業利益が前年比225%↑…1~3月実績」)
(写真:2018年会談時のムン大統領とルッテ首相=青瓦台)